今の現場、
このままでいいのかな。

SES経験3年、
「スキルがない」と
思っていた人が
年収アップできた理由

足りなかったのはスキルではなく、
経験の「伝え方」でした。

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こんなお悩み、ありませんか?

  • 現場を転々としていて、自分に何のスキルがあるのか説明できない
  • テストや運用保守ばかりで、開発経験と言えるものがない気がする
  • 同じ年数働いているのに、自社開発の友人より年収が低い
  • 転職したいけど、SES出身は評価されないと聞いて動けずにいる

キャリアの相談を受けていると、SESで働く20代・30代の方から、こうした声を本当によく聞きます。そして多くの方が「自分には武器がない」と思い込んだまま、2年、3年と同じ場所にとどまっています。

でも、市場を見ていて気づいたことがあります。SES経験者は、転職市場で思っているより高く評価されます。ただし、伝え方を知っている人だけです。

この記事では「なぜSES経験が評価されないのか」という仕組みと、「どう伝えれば評価が変わるのか」の具体的な手順を、順番にお話しします。

IT人材は、これからもっと足りなくなる

まず前提として、IT業界の人手不足は一時的なものではありません。経済産業省の調査では、IT人材の不足数は2018年時点で約22万人。そして2030年には、最大で約79万人まで広がる可能性があると試算されています。

IT人材の不足数(試算)
IT人材の不足数。2018年は約22万人、2030年は最大約79万人。 2018年:約22万人 約22万人 2018年 2030年:最大約79万人 最大約79万人 2030年

2030年の不足数は
2018年の

約3.6倍

最も需要が伸びた場合の試算

出典:経済産業省「IT人材需給に関する調査」(2019年)。2030年の値は需要の伸びが最も高いシナリオの試算です。

足りないのは「いきなり何でもできる天才」ではなく、現場で手を動かしてきた実務経験者です。つまり、あなたがSESで積み上げてきた経験こそ、企業がほしがっているものなのです。

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それでもSES経験が評価されない、3つの理由

需要はあるのに、なぜ書類で落ちてしまうのか。支援してきた方の職務経歴書を見ていると、原因はほとんど次の3つに集約されます。

理由 1

現場名と期間を並べただけになっている

「〇〇社 金融系システム 2023年4月〜2024年3月」と案件を時系列で並べるだけでは、採用担当者は「この人は何ができるのか」を判断できません。現場が多いことが、かえって「一貫性がない人」に見えてしまうこともあります。

理由 2

「指示通りにやった」書き方になっている

「テスト仕様書に沿って結合テストを実施」。事実としては正しいのですが、これでは誰がやっても同じ仕事に見えます。実際には、仕様の矛盾に気づいて指摘したり、手順を整えて工数を減らしたりしているはずなのに、その部分が書かれていないのです。

理由 3

自分で「大したことない」と決めつけている

いちばん大きいのがこれです。SESで働く方は、周りの優秀なエンジニアと自分を比べて「自分の経験は語るほどのものではない」と思いがちです。でも、複数の現場にすぐ慣れる適応力や、顧客先で信頼を得てきたコミュニケーション力は、自社開発しか知らない人にはない強みです。

つまり、評価されない原因は経験の中身ではありません。経験を「採用側が判断できる言葉」に翻訳できていないことが原因なのです。

評価が変わる「伝え方」3ステップ

では、どう書き換えればいいのか。今日からできる手順を3つに分けて紹介します。

  1. STEP 1案件ではなく「役割」でまとめ直す

    時系列の案件リストをいったん捨てて、「どんな役割を担ってきたか」でグループ分けします。たとえば「テスト設計・品質改善」「運用保守・障害対応」「顧客との仕様調整」のように整理すると、3年間の経験が一本の線になって見えてきます。

  2. STEP 2「工夫したこと」と「結果」を1行足す

    それぞれの役割に、自分が考えて動いたことと、その結果を書き足します。数字がなくても大丈夫です。「問い合わせが減った」「引き継ぎが早くなった」など、周りに起きた変化で十分伝わります。

    Before

    結合テストを担当。テスト仕様書に沿ってテストを実施。

    After

    結合テストを担当。仕様書の記載漏れを洗い出して設計側に共有し、手戻りを減らした。チームのテスト手順書も作成し、新メンバーの立ち上がりを早めた。

  3. STEP 3応募先の言葉に合わせて並べ替える

    最後に、応募する企業の求人票を読み、求められている役割に近いものから順に並べ替えます。同じ経験でも、自社開発企業なら「品質改善」、受託開発企業なら「顧客との調整」を先頭に置くだけで、印象は大きく変わります。

ここまで読んで「自分ひとりでやるのは難しそう」と感じた方も多いと思います。実際、自分の経験を客観的に言葉にするのは、慣れていないと時間がかかります。そんなときは、IT業界に詳しい転職エージェントに職務経歴書を一緒に見てもらうのが近道です。

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あなたはいくつ当てはまる?

\ 2つ以上なら、プロに相談する価値あり /

  • SESまたは受託で1年以上働いている
  • 今の年収が、同年代の平均より低い気がする
  • 案件を自分で選べないことに不満がある
  • 職務経歴書を書こうとして、手が止まったことがある
  • 転職したい気持ちはあるが、何から始めればいいかわからない

伝え方を変えて、評価が変わった人たち

ここでは、支援の現場でよく見られるパターンを、モデルケースとして紹介します。

※以下は、複数の支援事例をもとに再構成したモデルケースです。実在の人物ではありません。年収は一例であり、転職の結果や年収アップを保証するものではありません。

テスト担当の経験を「品質改善」として伝えた

モデルケースA|26歳・SES経験3年
→ 自社開発企業のQAエンジニア

Before(例)年収360万円

After(例)年収430万円

テストしかしてこなかったと思っていましたが、手順書づくりや不具合の傾向分析を「品質改善の実績」として書き直したら、面接で一番深く聞かれたのがその部分でした。

運用保守の経験を「障害対応力」として伝えた

モデルケースB|28歳・SES経験4年
→ SaaS企業のSRE見習い

Before(例)年収400万円

After(例)年収470万円

夜間の障害対応がつらいだけの経験だと思っていました。でも、原因の切り分けや再発防止の提案をしてきたことが、インフラを支える力として評価されたんです。

現場の多さを「適応力と調整力」として伝えた

モデルケースC|33歳・バックエンド経験7年
→ 事業会社の社内SE(リーダー候補)

Before(例)年収520万円

After(例)年収600万円

5つの現場を転々としたことを、ずっと引け目に感じていました。異なる環境ですぐに成果を出し、顧客との調整を任されてきた経験として整理したら、リーダー候補として声がかかりました。

転職エージェントは「タイプ」で選ぶ

転職エージェントには、大きく分けて3つのタイプがあります。どれが正解ということはなく、自分の状況に合ったタイプを選ぶことが大切です。

SES経験者向けIT特化型総合型スカウト型
特徴IT業界の職種や技術に詳しい担当者がつく業界を問わず求人の幅が広い経歴を登録すると企業から声がかかる
書類の添削技術経験の言語化まで相談しやすい一般的な書き方の添削が中心基本は自分で作成
向いている人経験の伝え方から相談したい人IT以外の職種も視野に入れたい人自分のペースで市場価値を知りたい人

この記事で紹介した「伝え方の翻訳」を一緒に進めたいなら、IT特化型から相談してみるのがおすすめです。複数のタイプに登録して、担当者との相性で選ぶ方法もあります。

相談の前に、メモしておきたい3つのこと

エージェントとの面談は、準備がなくても受けられます。ただ、次の3つを簡単にメモしておくだけで、同じ1時間でも得られるものが大きく変わります。

きれいにまとまっていなくて大丈夫です。箇条書きのメモがあれば、担当者がそれをもとに「採用側に伝わる言葉」への翻訳を手伝ってくれます。自分では当たり前だと思っていた経験が、実は強みだったと気づく方も少なくありません。

相談する前の、よくある不安

まだ転職するか決めていなくても大丈夫?
大丈夫です。多くのエージェントは「情報収集だけ」「今の市場価値を知りたい」という相談も受け付けています。話を聞いたうえで、今の会社に残るという判断をする方もいます。
在職中で忙しく、時間がとれません。
面談はオンラインや電話で、平日夜や土日に対応しているところが多くあります。書類のやりとりもメールやチャットで進められるため、今の仕事を続けながら準備できます。
本当にお金はかからないの?
転職エージェントは、採用が決まったときに企業側から報酬を受け取る仕組みのため、求職者の利用は基本的に無料です。

気軽に相談できる3つのポイント

まとめ:武器がないのではなく、まだ言葉になっていないだけ

SESで積み上げてきた経験は、決して無駄ではありません。評価されない原因の多くは、経験の中身ではなく伝え方にあります。役割でまとめ直し、工夫と結果を書き足し、応募先の言葉に合わせて並べ替える。この3ステップだけでも、書類の見え方は大きく変わります。

もし今、少しでも「このままでいいのかな」と感じているなら、まずは自分の市場価値を知るところから始めてみてください。転職するかどうかは、それから決めても遅くありません。

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